ゲーム系配置担当一同
【お願い】
どのゲームでもそうですが、いわゆる続編物の場合(〜2とか〜3とか)、特に続編でキャラが作品を跨ぐ場合、どこの作品として配置して良いか非常に迷うことがあります。該当する作品がある場合は、明確に作品名をお書きください。また、全てに跨ぐ場合には「〜全般」と書いていただけると、非常に助かります。
【リクエスト受付中】
ゲーム系ジャンルではよく「このゲームはどこに置いたら一番良いだろう?」という疑問をかかえます。実際に参加しているサークルさんからの意見はなるべく反映させるべく、アンケートには全て目を通していますので、何かあればアンケートに書いてください。ジャンル変更に問題がなければ、可能な限り対応しますので。
【ウィキペディア】
ジャンルコードや補足一覧で誘導が掛かっているのに、違うジャンルで申し込まれてしまって抽選洩れ、というサークルさんがよくいらっしゃいます。申し込むソフトがどんなジャンルにカテゴライズされているのか、一度ウィキペディアなどで検索して確認してみてください。ウィキペディアは私たちもある程度参考にさせてもらっています。
ゲーム(格闘)配置担当
【カップリング】
カップリングに関してですが、○×▲となっている 場合は問題ないですが、「○と▲」となっていると カップリングでは無く、「○と▲をメイン」というカップリングではない扱いになりますので気をつけてください。複数カップリング等を扱っているサークルさんの場合、意外とミスがあったりしますのでご注意ください。
【頒布物概要】
ほとんどのサークルさんが記入していただけるのですが、まれに記入をしていないサークルさんがいます。勿論カットから活動は大体推測できるのですが、配置の際には困ってしまうことも多いので、できるだけ記入漏れのないようにお願いします。
【配置順】
基本的に毎回大きく変わらないようにしてはいますが、微妙に配置する順番を変えています。メーカー基準だったりゲームのタイトル、年代、キャラ毎だったり……と。どれか画一の基準なら確かに楽なのですが、それをやってしまうと……(続く)
やはり不満や納得いかない場合も出てきますので、毎回少しずつ基準を変えています。アンケートには気づいたこと・意見等はすべて目を通して、実現可能なものは実現するようにしてますので、遠慮なくご意見くださいね。
【少数申し込みジャンル】
実際これだけゲーム(格闘)のタイトルが出ていると申し込み数が一つだったり2、3サークルだったりすることもあります。数が少ないからこそできる限り当選させて上げたいのですが、トータルバランスもあり、悩むところです。
【当落に関して】
「当落数が不自然だ」というご意見をいただきましたが、申し込み総数から当選数を割出、バランスをとって当落を決めていますので、不自然に数を減らしたり等はしていません。勢いの弱まっている今だからこそ、活動している人たちで頑張って盛り上げましょう!
【アンケート】
毎回配置の時にはアンケートを読むのがとても楽しみです。直接話したりできないからこそ、皆さんからのご意見や感想をもらえる唯一の方法ですので、どんな細かいことでも書いてもらえればうれしいですし、励みにもなります。(続く)
アンケートで「前回のコミケで○○なことがありました」等と書かれればうれしいですし、何よりも参考になります。 否定的な意見だから配置に関係が出てくるということは全くありませんのでどんなことでも遠慮なく書いてくださいね。非難も肯定も読むほうとしてはとてもうれしいのです。
ゲーム(電源不要)配置担当
【今回は変則配置】
今回は東ホールの真ん中で、しかも極端に言うと凸字型のエリアが電源不要の配置場所になっています。若干のデコボコはありますが、今回は図面で上側をTRPGエリア/下側をボード・カードゲームエリアという感じでエリア分けをして配置しました。(続く)
お隣のジャンルではかなり不評だったようですが、混雑・安全などを加味した末にこのような変則配置になってしまいました。カタログ上ではバラバラになってしまいますがエリアではまとめてみたつもりです。カタログを見ての感想、当日に歩いてみての感想、その他思った点など、御意見をお待ちしております。(続く)
カタログ上では特にF.E.A.R.社のTRPGをされている方々にはバラバラに感じるかもしれません。その点についての御意見もお待ちしております。
【啓蒙してみました!】
前回冗談で(半分は本気でしたが)電源不要ゲームの啓蒙活動をしましょうと呼びかけをしたところ、結構多くのサークルさんから「啓蒙活動結果報告」がありました。その内のいくつかの報告内容をピックアップしてみましょう。
「書店でもライトノベルコーナーにあるリプレイを読ませました。興味を持ったようなので今度セッションに誘います!」(同様の洗脳……もとい啓蒙活動をされたサークルさん複数)なるほど、さすが電源不要ゲームの方々、<策士>ですね。
「歴史に興味のありそうな友人に、「もしもここで……」と歴史のIFの話題に引き込んで、架空戦記小説では味わえない自分で主導できるゲームがあると引き込みました。」架空戦記小説ですか……けっこうご都合主義もあり(それが私にはたまらなく好物なのですが)……(続く)。
自分でままならないと思う人は多いようですし、歴史で想像の翼を広げるのは古今東西で立派な趣味として確立されていますものね。そこを突くとはさすがです。その<知略>に乾杯。
幼い甥っ子に可愛い絵柄のカードゲームを与えました。なんと、光源氏計画ですね!! 彼がこの先、我々を照らす<NewHope>となりますように……。
実に多くの啓蒙活動参加ありがとうございました。しかし、まだまだ我々の規模は大きくなれるはず! ふふふ……今後もより多くの啓蒙活動をしてサークルスペースを勝ち取りましょう!
【啓蒙してみました! 番外】
ところで、啓蒙しました! と報告をくださったほとんどが女性からでした。このままこのジャンルが華やかな女の園になるのもイイかなとか妄想したりも……。ハッΣ、いけないいけない。男性陣もファイトですよ!
【不参加】
「当日不参加のサークルが今回は目立ったが、それらのサークルへのペナルティはあるのか?」という質問がありました。単刀直入に回答しますと「あります」。(続く)
欠席届の連絡があると別ですが、みんなに発表してもらいたいスペースですからやはりちょっと「ふくむところ」は持ってしまいます。ただそれはこの後に記す「配置抽選」にも関わる部分ですね。
【配置抽選】
前回のこのコーナーで予告した通り、今回は抽選についてちょっとだけ。配置抽選といっても厳密な意味での「抽選」ではありません。ランダムにアタリ・ハズレを選別しているわけではないからです。では、なにをもってして「配置抽選」としているのか。ゲーム電源不要配置担当者である私はサークルのみなさんの誠実さだと思っています。(続く)
誠実さの対象。これは何も「コミックマーケット万歳! 忠誠を誓います!」というわけではありません。違います。その対象は参加申し込みをした全てのサークルとコミケットに来る人全員へ対するものと考えています。(続く)
発表の場を求めた(当選したサークルも落選してしまったサークルも含めて)全部のサークル。そして様々な発表を求めて来場をした(する)人々。そして、数多あるジャンル・作品・創造などの文化……への<誠実さ>。(続く)
そして何よりも「発表したいものがある!」というあなた自身の熱意とその熱意の継続に対する気持ち。自身の申し込みをした気持ちに対しての<誠実さ>。(続く)
その熱意が見えるのなら、例えばコミケを潰す! という内容であっても私たちはそれを無碍に落選としたりはしないでしょう(ただし、現実に妨害や場の運営に支障を来すような意図を持っての参加はNGです)。発表をしたいという気持ちに私たちも誠実に応えるつもりです。(続く)
誠実さを問うといっても、私たちは全知全能の神ではありません。また完全に正確無比な裁定の天秤を持っているわけでもありません。では、何をもってして問うのか?(続く)
それは、過去の参加データ。今回の申し込み。前回のスタッフからのレポート。そしてみなさんからの声等々、様々ななデータを元にして配置期間という限られた時間の中で“配置抽選”をしています。(続く
なんだか抽象的になってしまいましたね。これで全てです……。と言ってしまいたいところではありますが、次項からはもうちょっと具体的なお話に進みます。
【抽選について(冷たい方程式編)】
宇宙船には残り300人分の酸素。そこには400人の乗員。25%の乗員に脱落してもらわねばならない。今後の船の運用のために各分野のエキスパートが乗船している……とします。(続く)
この船でそれぞれの得意分野に分類をしていったところ、ある分野にはエキスパートが1人か2人しかいない。となると1人を半殺しにしても、結局は1人分の酸素を消費するからその分野のエキスパートから脱落者は出せない。(続く)
そうなると、エキスパート分野の人数の多いところから脱落者をその分多めに選定することになってしまいます……。
「それじゃ不公平だ」と言う人もいらっしゃるでしょう。確かに参加サークルという立場に優位不利はありません。しかし、トータルとしての「文化」という側面から見たら……。(続く)
もしもあなたが、自分でも不人気と自覚している「文化」に目覚めたとしましょう。その同好の士を求めて場に来たものの、その同好の士が皆無だったとしたら。あなたはそれを見て自分を異端として、目覚めを「無かったこと」にしてしまわないと言えますか?(続く)
「文化」という側面からみたら、完全に公平な抽選こそ不公平であると私には思えてしまうのです。(続く)
では、誰もしてないであろうもので申し込めば当選するのか? 単刀直入に回答するなら「当選します」。ただし「文化」としての側面だけ。あえて誤解を恐れず言いますが、それだけでは「当選しません」。
【配置抽選】
ここまでなら、統計データをとって、サイコロなり機械に任せてしまえばいいだけの話です。文化の修正を加えたとしても、よっぽど「公平な抽選」というものでしょう。ではなぜ私たちのような「配置担当者」が置かれているのでしょうか?(続く)
この冒頭で言った<誠実さ>。実に抽象的な単語です。その抽象的なものを具体的なデータ……過去実績、過去の当落、頒布予定、前回までの混雑状況、そして自分で見たデータなどなどの様々なデータ群……で計るために私たちは存在しているのでしょう。(続く)
私は、アンケートを読む時、申し込みの短冊やデータを手にした時、その申し込み1つ1つにこう問いかけます。「そこに愛はあるのか?」と。もちろんのこと、愛の無い申し込みをする人は皆無でしょう。そう信じたいのです。ですが……。(続く)
この欄で私たちがいろいろと「ああしてほしい」「こうしてほしい」と書いているのを読んで、皆さんは五月蝿いなと感じるかもしれません。でも、それは、みなさんの作品に対する熱意や愛をさらに、正確に感じたいからなのです。(続く)
再度言いますが、皆さんの熱意や愛を疑うわけではありません、でも、残念なことに席には限りがあるのです……。ここで「抽選」が登場します。<冷酷な数値の神>です。(続く)
ここまでの作業を実施しても、たいてい席数に対してサークル数がまだ余ります。この段階で「みなさんの熱意や愛」を聞く耳を、見る目を閉ざします。(続く)
方法は様々でしょう。サイコロでもPCにランダムに数値を出させるのも、その他の手段でも。過去には短冊を放り投げて一番遠くに行ったものから当落を……なんて、まことしやかな伝説もありますが、現在でそれをしようものなら……数が多すぎます(短冊は大事に扱っています。生原稿ですものね)。(続く)
ここまでの流れが私個人の配置抽選に関しての作業の過程であり哲学です。私個人の哲学ですからジャンルによっての違いはあるかもしれませんが、だいたいこんな感じかと思います(違ってたらゴメン!>他のジャンル担当者諸氏)。(続く)
だからこそ、私たちも皆さんからの申し込み書類やデータを受け取る時には自らに問わねばならないのでしょう。「ここに愛はあるのか?」と。ゲーム電源不要のみんな! 愛してるよ!!
【前回の反省】
何をトチくるったのか、リプレイと二次創作とシナリオなどTRPG分野で今までに無い程に混ぜてしまっていたようです。いろいろと御意見をいただきました。今回はその反映をできる限りでしてみたつもりですが、いかがなものでしょうか?
【マンレポ】
前回のマンレポにまでも前々回のひと言コーナー落しの投稿が……(心にぐさっ……再び)えーと、その分を今回気張ってみましたがいかがなものでしょうか?(続く)
それにしても、個人でマンレポに載る(?)のは最前線スタッフとして2度載って以来、実に1×年ぶり3度目になります……。なんとも感慨深いものです。今回のマンレポは拡大コピーして心の警句として机前に掲示させていただきました、感謝。
【申し込みの注意点】
全体的な注意点(カットの左上の部分やボールペン禁止など)は申込書セットを読んでいただくとして、ゲーム(電源不要)の申し込み時に気をつけていただきたい点についてを書かせていただきます。
このジャンルは特に略称の多いジャンルです。「略称が被る」ことも多々ありますので、扱うゲーム名はフルネームで正確にお願いします(最近は略称の方が少なくなりつつありますが、改めてお願いします。皆さんの協力に感謝!)。
オリジナルのゲームで申し込まれるサークルさん。あなたのオリジナルはどんなものでしょうか? 背景となる世界やジャンル(SFやファンタジーなど)、またどのような形式での頒布になるのかも記していただけるとうれしいです。
このジャンルは当日「あまり賑やかではない」ジャンルです(活気が無いわけじゃないよ!)。本やゲーム自体の頒布“以外のこと”をなさる場合はその旨を記しておいてください。それをもって落選にしたりはしないと約束しますので、なるべく正確にお願いします。(続く)
……とは言ったものの、会場内でライブRPGやサバイバルゲーム等の企画はしないでね(^^; あくまでも、同人誌即売会の範疇でお願いします。