ホームへ コミックマーケット91 配置担当スタッフ 一言コーナー
 
歴史・創作(文芸・小説)配置担当
【一言コーナー】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
こんにちは、歴史・創作文芸担当です。今回も諸々書いていきます。よろしくお願いします。
【頒布物概要について】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
頒布物概要は細かく書きましょう。自分の書きたいジャンルをしっかりと明記しましょう。どこに配置すればいいか分からないサークルさんがかなりいらっしゃいます。頒布物の情報がないサークルさんは配置が困難です。当ジャンルでは、プロットをそのまま書き込むくらいでちょうどいいです。
【ラノベか一般文芸か】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
また、当ジャンルの申込サークルの傾向として、作品が一般小説寄りなのか、ライトノベル寄りなのかを、はっきりと明記してください。配置される場所が変わってきます。とにかく情報がほしいです。URLもできる限り見ていますが、頒布物概要に必要な情報を書いていただけると助かります。なろうID等もオッケーです。
【サークルカットについて】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
サークルカットだけで当落の判断をすることは絶対にありません。しかし、サークルカットに力を入れるに越したことはないと思います。当選すればカタログにも載ります。サークルの顔です。色々な人が見ます。見てくれる参加者の数や、正直売上も左右します。頑張って用意してみてください。
【創作文芸について】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
ベテラン、新規サークル含め、とても元気があるジャンルだと思っています。どんな表現でも許される自由度の高さが、創作文芸の売りだと思っています。どんな作品でも、是非申し込んでみてください。
【ジャンルについて】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
今回はアダルト増。女性向け増。SF増。個性的なサークルさんも増えてきました。未来の文芸を切り開くのはあなたの個性です。お待ちしております。
【アンケート】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
近隣サークルに対するクレームが多くなったと感じています。サークルスペースが荷物置き場になってしまっていたり、搬入物や荷物が通路に飛び出しているというものです。気をつけてください。
【それでは】 ◆歴史・創作(文芸・小説)配置担当
今回も皆さんありがとうございました。どんなことでもいいのでアンケートに書いてください。励みになります。皆さんの声を反映させてよりよいジャンルへと発展させていけたらなと思っておりますので、是非是非ご意見のほうをいただきたいです。よろしくお願いします。それではまた次回。
 
学漫配置担当
【学校名を記入してください】 ◆学漫配置担当
いつも書いていることですが、学校名が書いていないか略号のみのサークルが絶えません。略号を入れてあったとしても○大だけとかアルファベットの頭文字だけだと学校を特定できません。地域が変わると、同じ略号を使っている学校が結構あります。うちは大丈夫と思わないで、正式な学校名を書いてください(続く)。
連絡先が学校になっていて、そこ以外に学校名がない等というものもあります。サークル名・サークルカット・頒布物概要のいずれかに略称ではなく正式な学校名を入れてください。50音リストに学校名が記載されるので、サークル名への記入を勧めます(続く)。
また、今回は申込のサークル名は学校込みの正式名称で、サークルカットが学校名なしでサークル名も略称のみのサークルがありました。わからないではないのですが、さすがに申込サークル名とカット記載サークル名が違うと不備扱いせざるを得ませんでした。もうちょっと考えてください。
【書類はちゃんと見直しましょう】 ◆学漫配置担当
毎回かなりの数の書類不備があります。大半が先に書いた学校名不記載ですが、記入ミスもそれなりの量あります。オンライン申込では機械的に記載不足のチェックがされますが、チェックにかからないミスもあります。システムチェックに安心せずにしっかり確認して、書類不備の無い申込をお願いします。
【学漫の対象】 ◆学漫配置担当
学漫が対象としているものは、学校を単位とした学生の自主的なサークル活動であり、代を渡って継続的に活動をするサークルであり、現役の学生が行うものです。学校を舞台としたマンガや学生時代のエッセイ等は、創作系ジャンルで申し込んでください。後述する関連団体等もありますが、基本は学生などの自主的活動が対象です。
【関連団体の申込】 ◆学漫配置担当
学漫では支援・研究などの関連団体や汎学校間組織などちょっと特殊な場合でも受け入れています。かなり間口は広くしてあると思います。学漫というジャンルにどういう理由とどういう立場で申込むのかを、頒布物概要欄に毎回しっかりと書いてください(続く)。
また、汎学校間組織の場合は、(主な)加盟学校名なども入れてください。ただ学生サークルと書かれてもどこの学校かわかりません。学校名・理由のないサークルは、書類不備として扱っています。
【引継ぎと申込者】 ◆学漫配置担当
長い期間申込者が変わらず、かなり年配の方が申込んでいるサークルがあります。それなりに言いわけもあると思いますが、学漫の主役はなんと言っても現役の世代です。事務等のこともちゃんと次世代に引き渡す努力をしてください。後につなげることが先輩の務めです(続く)。
学校の教職員の方が申込んでいるケースも一時期ありました。学校法人としての申込は、企業ブースへの参加をお願いいたします(続く)。
例外としては「ゼミ等」や「義務教育での部活で先生が申込みをする」といった場合があります。ですが「ゼミ等」でしたら学生の自主性を涵養する意味から、できるだけ学生による申込を検討していただけるようお願いいたします(続く)。
また、学生とOBとの合同で出す場合、社会人が代表として申込みたい場合もあると思いますが、やはり主体は学生ですので、学生が申込むようご配慮をお願いします。
【参加登録カード】 ◆学漫配置担当
「郵送された書類の中で参加登録カードが2枚入っていました。どういうことでしょうか?」というご質問をいただきました。単に予備です。以前よりもサイズが小さくなったこともあり、書き損じなどした場合にご活用ください。
【見本誌票】 ◆学漫配置担当
「申込者と当日の頒布員が違うため、見本誌票を忘れそうになった」というご感想をいただきました。当日サークル参加される方全員がアピールを熟読し、何が必要か理解していただけるようお願いいたします。Webでも見られますのでご活用ください。また、複数人いるのですから、相互チェック等しっかりとしてください。
【サークルと学校の関係】 ◆学漫配置担当
やたら準備会スタッフを輩出している某大学の話ですが、その学校では寄付をした人に謝恩会を兼ねて報告会をしているそうで、そこに出席したスタッフから聞いた話なのですが「もらった寄付金で同人誌を刷ってコミケに出た」と報告したサークルがあったそうです(続く)。
話をしてくれたスタッフは、普通に寄付をした人達に申し訳なくていたたまれなかった、と嘆いていました。さて、この話。考えさせられることが二点あると思います。まず、お金が出ていることへの学校からサークルへの関与の仕方(続く)。
活動に学校のお金が出ているので有償頒布できないと(コミケだけでなく学祭でも)無料配布をしているところが結構あります。とはいえ、学園祭での屋台等はいいのに何故会誌がいけないのか? と思ってしまいます。学校によってこの点への温度差があることを感じてしまいます(続く)。
さて、もう1点。準備会側の意識的なものを含めての話となります。大概の学校で学外集会への参加は届け出が必要となっているはずです。どこもこういう規約ができたのは60年代。安保闘争の学生運動に対する学校側の対抗策として作られ、そのままになっているはずです(続く)。
翻ってコミケットを見てみると、その理念や先代代表米澤の言葉を思い浮かべると徹底した水平思想とかどう見てもコミューン思想の産物であり、ましてや先代代表米澤の、自分は学生運動ノンポリ派、という言葉を知っていると、コミケット自体が学校としては禁止したい学外集会そのものなのだとわかります(続く)。
のはずなのですが、コミケへの参加を寄付の報告で話せることがどうして容認されるのか、正直何かの罠ではないか? と疑いたくなるくらいです。安保闘争から半世紀が経ち、(『コンクリートレボルティオ』のように)ファンタジーの素材となるような時間が過ぎていることはわかります(続く)。
知らない学生は当然として、学校当局側も意識していないのだと感じてしまいます。そういった管理をしようという意識すら、もう必要ない時代になったのかもしれません(続く)。
逆に準備会が危機感を捨て去れず、学生の参加について教育効果だなんだと言い訳を作らないといけない等という、強迫観念めいた意識を持っていることの方が滑稽なのでしょう。そういった危機感はもう過去のものと割り切るべきなのかもしれません……。