Mac版保存ファイルの形式
Comiket Catalog Browser for Macintoshの保存ファイルは、カンマ句切りのCSV形式です。これは他のプログラムでも取り扱えるように、一般的な形式にしたものですから、是非有効活用して下さい。
ファイルの中身は、チェックしたサークル、あるいはメモを書き込んだサークルを1レコードとし、改行コードで句切られています。1レコード内のデータはカンマで句切られ、次の順番に並んでいます。
(1) |
サークルのシリアル番号 |
(2) |
チェックカラー番号(0〜5) |
(3) |
ページ |
(4) |
サークルカットの位置 |
(5) |
曜日 |
(6) |
地区 |
(7) |
ブロック |
(8) |
スペース |
(9) |
ジャンル |
(10) |
サークル名 |
(11) |
代表的な著作者 |
(12) |
代表的な著書 |
(13) |
URL |
(14) |
メールアドレス |
(15) |
補足 |
(16) |
マップ用X座標 |
(17) |
マップ用Y座標 |
(18) |
メモ |
- (3)〜(15)は、カタログCD-ROMのテキストデータの順番通りに並んでおり、原則その内容も同じです。ただし、機種依存文字に関しては、可能な限りMacの文字コードに変換しています。「仝」もハートマークに変換しています。
- カタログCD-ROMのテキストデータでは、最初にマップ用座標が入っていますが、保存ファイルでは後ろの方の(16),(17)に入っています。これはコミケット57のカタログCD-ROMまでは、マップ用座標は別ファイルになっていたので、当時はこれを最後に付け加えたためです。互換性維持のため、保存ファイルはこの位置を変更しませんでした。
- チェックカラー番号が0の時は、メモが記入されていて、サークルが未チェックの時です。
- メモが無い時は、メモの項目自体がありません。ただし、将来はカンマだけ存在するようになるかもしれません。
- メモの中の改行コードは、「¥n」で表現されています。標準的なCSVファイルとは仕様が異なりますが、これはエディタのようなCSVを意識しないソフトでも行単位で編集ができるようにと配慮したものです。これに伴い、「¥」そのものは、これを二つ続けることにより表現しています。
- 現在はメモより後ろに項目があっても読込む時は無視するように作られていますが、これは将来の拡張を考慮してのことです。将来はこの後に項目が増えるかもしれませんので、互換性維持のためにも、この後ろに独自の項目は付け足さないで下さい。
- データの中にカンマが含まれている時は、その項目はダブルクォートで括られます。
- 項目がダブルクォートで括られている時は、その中のダブルクォートは二つ連続で入れることにより、括るのに使用しているダブルクォートと区別します。
- 上記の仕様から、項目の端のデータがダブルクォートの時は、その項目は必ずダブルクォートで括られることになります(そうでないと、データのダブルクォートか、括りに使っているダブルクォートか、判別できなくなるため。)。
このファイルを別のプログラムで変更する時は、行単位で処理し、各行内の各項目の内容は変更しないで下さい。行単位でしたら、ファイルを分割したり、削除を行っても大丈夫です。行単位で順番が入れ代わっても大丈夫ですが、Comiket Catalog Browser for Macintoshで読み込んで再度保存すると、カタログの順番に戻ってしまいます。
リソースには、閉じる時に最後に見ていたページや、印刷設定の情報等が入っていますが、これは消えても影響ありません(他のソフトで編集すれば、これは消えます。)。次に開いた時、最初のページが開き、印刷設定は初期値に戻るだけです。
他のソフトで編集した結果、クリエイターが変更されると、ナビゲーションサービスが有効な場合はComiket Catalog Browser for MacintoshのOpenダイアログから見えなくなるかもしれません。この場合は、Openダイアログの表示を、「種別が明白な全ての書類」から「読込み可能な全ての書類」に変更してください。
おまけ
コミケット58のカタログCD-ROMでチェックしたサークルを、今回のカタログで自動的にチェックする方法
- フリーMac版のコミケット58用、57用のCatalog Browserで、
本家Mac版ブックマークや本家Windouws版お気に入りを
読込み、保存します。
- その保存ファイルを、今回のCatalog Browserの、
過去のフリーMac版カタログ読み込み機能で読み込めば、
自動的にチェックされます。
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